タイルボンドM20は、最高級特殊樹脂と特殊継ぎ剤が高い作業性、曲げ強度接着性をもたらし、他に類を見ない最高のタイル圧着剤であり、強い振動に耐えうる柔軟性のある製品です。身体に有害なアスベスト「石綿」を使用しておりません。 水で練るだけで、下地処理[シゴキ]に、柔軟性豊かな材料として使え、タイル圧着は磁器、半磁器、大型タイル等に使え、下地はモルタル、コンパネ、ALC、古いタイル等の上にも施工できます。 |
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1、タイルボンドM20を、袋からネリダル等にいれ、適量の水を注ぎ充分に練り合わせてください。 2、下地は十分に乾燥させ、古い下地の場合はレイタンス、ホコリ等を取り除き、2mm〜4mmの厚みで、均等に塗り付けてください。常温でのオープンタイムは、20分〜30分です。(オープンタイムは季節、温度、湿度、風により変わります) 3、クシ目鏝により、クシ目を立て、タイルを張り、充分にたたきこんでください。 4、張りつけ面積が多い場合は、時々タイルを剥がし、裏面のタイルボンドM20の塗り付け状態を確認して下さい。(70%以上塗り付けられているのを確認してください) |
タイルボンドM20を下地に2mm~4mm塗り付けて、タイル側にもタイルボンドM20を塗り付ける改良圧着にて施工してください。通常下地がモルタルの場合は300角程度のタイルは張りつけられますが、それ以上の場合は、下から積み上げる方法で行い、目地をとる場合はスペーサーを使用してください。 |
現状のタイルを充分に観察して、浮きや表面の汚れがあれば処理してください。油や不純物は必ず取り除いてください。処理は高圧洗浄及びシンナー等で行ってください。 壁の場合、表面処理後乾燥したところにタイルボンドM20でズレを防ぐためシゴキ塗りをした上で、タイルボンドM20でタイルを張り付けてください。旧タイルとの尚一層強い接着を必要とする場合は、カチオンミックスでシゴキ塗りする方法を取ってください。 床の場合、シゴキ塗りは必要ありませんが、水分の逃げ場がないので通常の乾燥より時間がかかります。注意してください。 |
モルタル接着剤(Mプライマー等)の3倍液(原液1:水2)で塗布、乾燥後タイルボンドM20をシゴキ塗り、乾後にタイルボンドM20でタイルを施工して下さい。 コンパネの厚み、釘打ち等、動きの無いように充分に注意してください。床にコンパネを張り、タイルを施工する場合も、同様にモルタル接着剤(Mプライマー等)の3倍液(原液1:水2)をむらなく塗布し乾燥後タイルボンドM20を厚めにむらなく塗り付けてください。 コンパネの厚み、取り付けは確実に行ってください。 |
目地処理を施して、サイディング表面の状態、ホコリ、油等の不純物がないのを確認してタイルボンドM20をシゴキ塗りして、乾燥後通常の張り方で施工してください。 鋼板タイプ、表面に釉薬塗られている場合は避けてください。 |
カチオンミックスなどで下地を作ってください。通常鉄板はサビ止め剤が施されています。サビ止め剤にタイルボンドM20は接着しますが、サビ止め剤と鉄板の接着は弱いものでタイルを張ると重みで剥がれる恐れがあります。この場合はケレン等で、サビ止めを除去し少なくとも半分以上直接下地にカチオンミックスがつく状態にしてください。 |